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しゅんしゅん「Croquis De Voyage」

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2017年7月7日[金] - 7月24日[月]
OPEN 12:00 - 19:00 (CLOSE:火・水・木曜日)

作家在廊日:7月7日・8日・9日


2016年の夏にフランスをきままに旅した素描の本、
「CROQUIS DE VOYAGE」を刊行。新作の原画も展示販売いたします。
現地を共に旅したノートもお楽しみください。


しゅんしゅん

建築の世界から絵の世界へと移った素描家。
素描とは 素直に 素朴に 素早く 描くこと
ボールペンで描かれた、緻密で静寂なモノトーンの世界。

展示や作品提供だけでなく、自身での出版なども精力的に行なっている。
circle [gallery & books]での展示は2014年に続く、2度目の展示となる。

出版
「主の糸」2014
「線で綴る手仕事の旅」2013
「糸の泉」2011
「糸と会う」2009
詩画集「点と線の間にあるもの」2005 他


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『小さなお話会』
7月8日[土] 19:00-21:00 @HOMEBASE
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shunshunが旅したフランスの写真を見ながらワインと軽食を味わう小さな会を開催いたします。
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参加費:1,500円(立食形式による軽食とワイン付)
定員:20名(予約優先)
予約方法:件名を「小さなお話会予約」とし、本文にお名前・電話番号・人数をご記入の上、
shop@circle-d.meまでお送りください。参加者には折り返し詳細をメールいたします。
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HOMEBASE(国立市富士見台1-8-41)※circleより徒歩8分

原 尊之「POP LIFE」レポート


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先日POP LIFE関連イベントとして、トークイベント「芯と端と古物と」を開催しました。
トークゲストは古物百貨店 All Tomorrow's Parties オーナーの富岡栄二さん。同じく古道具店 LET 'EM INを営む原 尊之さんと富岡さんは商品を仕入れる古物市場で出会い、店のオーナーという立場や、音楽、映画好きという趣味の部分での共通点もあり、一緒に「4 1/2 SALAD」というDJユニットを組むような仲ということで、終始リラックスした雰囲気の雑談という感じのトークイベントとなりました。

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今展示では原 尊之さんが編集長となり、これまで店を通じて出会った14名の多彩な知人、友人と共に『POP LIFE』という雑誌をつくり、その掲載作品や世界観を展示しています。そして富岡さんもその多彩な友人の中のひとり。『POP LIFE』には富岡さんと原さんの二人が去年の夏に旅した一泊二日の京都旅行の紀行が綴られています。なかなか長文で写真も小さいですがとても面白いです。ぜひ読んでみてください。

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雑誌『POP LIFE』は"But life ain't real funky, Unless it's got that pop"(人生はPOPじゃないとファンキーじゃない)というPrinceの言葉をメインコンセプトとするカルチャーマガジンです。実はこの雑誌は2008年に創刊し、1年に1冊のペースで発行している、という設定になっています。「POPであるとは物事の両極を楽しむ姿勢のことである」との哲学から、毎号対義的な1つの特集テーマを取り上げていて、2017年号のテーマは「center & edge 芯と端」。
原さんは日頃から、対極の立場それぞれから物事を見ることを意識されているそうです。古道具とは、捨てられて価値がゼロになったものを選び出し、また価値を新たにつけること。物流の中心からは外れているような、まさに端に当たる商売です。しかしその「捨てられて価値がゼロになったもの」はかつては新しかったもので、芯であるものだったかもしれない。そう考えると、今現在流行っていたり最新のものとされているものも、いつかは古道具になるものです。端があるから芯があり、芯があるから端がある。あるいは、芯もいつかは端になり、端も芯になる可能性を内包しているし、芯の中にも端があって端の中にも芯がある。

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古道具屋という商売は編集長のような仕事だ、と原さんは言います。様々な素材、様々な品、様々な国、様々な色の物。それら目の前に流れてくる雑多な物たちを自分のセンスで選び、まわりの商品との繋がり方を考えながら店頭に並べる。その中には到底売れそうもないものも並び、それらが面白味となって店に色を着ける。雑誌でも、なんとなくいつも飛ばしてしまう、読まないようなページがあって、でもそのページがあることが面白味になっているような、そんな雑誌が好きだと話していました。

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原さんは古いものを扱っていますが、新しいものにも敏感です。それは、古いものでずっと残っているものは、その当時の最新鋭のものであっただろうという考えからで、新しいものに興味を持つことは、古いものに興味を持つこととイコールであると話されていました。古道具 LET 'EM INの隣には room103 というギャラリー・イベントスペースがあり、こちらも原さんがオープンしたもの。若手のアーティストの展示やさまざまなイベントを行っています。古い物を扱う店の隣に、新しいものが生み出されるスペースがある。

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「自分を中心に据えて世界を構築し、そんな自分と世界を一番端に立って眺めてみる。
 端と思っていた位置を中心に、また世界や概念が外に広がり始める。」

 -原 尊之 POP LIFE 2017年号より-

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今回の展示は展示会場自体がこの雑誌『POP LIFE』というようなイメージになっています。参加作家のアートワークのオリジナルや関わられた書籍、音源などをご紹介し、それぞれの参加者と原さんとの出会ったきっかけや、原さんの持つ印象などが自身の言葉により書かれたキャプションも添えられ、作品を見るだけでなく、それらを読むとより参加者の人物像が想像できるようでとても楽しいです。このキャプションは雑誌『POP LIFE』には掲載されていないので、読めるのは展示会場でのみ。

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原 尊之「POP LIFE」はいよいよ6月5日(月)までです。原さんの在廊日は、3日と5日はcircleにて在廊。4日はイベントの為HOMEBASEでの在店となります。
6月4日(日)は国立市にあるピザ、パスタがメインのイタリア料理店、IL GIRASOLEの出張料理店です!オーナーシェフ、西山武士さんも今回の雑誌『POP LIFE』に登場しています。雑誌に掲載したお料理を入れたランチプレートを特別にお召し上がり頂けるイベントとなっております。11時30分から15時まで。限定20食なのでお早めに、予約は不要です。

HOMEBASE
国立市富士見台1-8-41



スタッフ:飯塚

原 尊之 「POP LIFE」

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2017年5月19日[金] - 6月5日[月]
OPEN 12:00 - 19:00 (CLOSE:火・水・木曜日)
在廊日は、5/20、22、27、29、6/3、4(HOMEBASE)、5を予定しています。


思えばずっと、自分が好きだった雑誌のような
古道具店をやってきたように思います。
純粋な文学や、むずかしい専門誌ではなく、雑多な雑誌。

店がもうすぐ10年目に入るタイミングで、
LET 'EM INを通して知り合った人達と、
今度は本当の雑誌をつくってみました。

LET 'EM IN 原 尊之


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"But life it ain't real funky, Unless it's got that pop."
(人生はPOPじゃないとファンキーじゃない) Prince "Pop Life" 1985より


2008年の創刊以来、Princeのこの言葉をメインコンセプトとする
カルチャーマガジンとして年1回の発行を続けてきた"POP LIFE"。
POPであるとは物事の両極を楽しむ姿勢のことである、
との哲学から、毎号対義的な1つの特集テーマを取り上げてきました。
2017年号の特集テーマは「center & edge 芯と端」。
今号も、この特集テーマを元に
様々なアーティストたちと"POP"な表現を作り上げていきます。

[参加作家]
守本勝英
西山武士(イル・ジラゾーレ)
矢野利裕
MA1LL(SIMI LAB)
SAITOE
柳樂光隆
富岡栄二(ALL TOMORROW'S PARTIES)
culthat
片岡メリヤス
さぶ
ZAN
しまもとあり(古道具コレノナ)
millitsuka
江利川侑介
丸山晶崇(circle [gallery & books])


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【関連イベント】

1. リスニングイベント
「新しいJazzとブラジル音楽を聴く」
@room 103
江利川 侑介(diskunion)
柳樂光隆(Jazz The New Chapter)
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日時:5月21日[日] 15時00分~
参加費:無料


2. トークイベント 「芯と端と古物と」
@circle [gallery & books]
富岡栄二(古物百貨店 All Tomorrow's Parties)
原 尊之(古道具 LET 'EM IN)
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日時:5月27日[土] 15時00分~
参加費:無料
定員:20名(予約優先)


3. DJイベント 「4 1/2salad」
@酒場FUKUSUKE(国立市東1-15-22 3F)
DJ Hayakawa/DJ Tick/DJ Bear 3名によるDJイベント
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日時:5月27日[土] 19時00分~
参加費:無料
※飲食店なので、1オーダーをお願いします。


4. 出張料理店 「イル・ジラゾーレ」
@HOMEBASE(国立市富士見台1-8-41)
西山武士(イル・ジラゾーレ)
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日時:6月4日[日] 11時30分-15時00分
イル・ジラゾーレ オーナーシェフの西山さんによる一日限りの出張料理店。
売り切れ次第終了です。


関連イベントの2のご予約はメールにて承ります。件名を「トークイベント 芯と端と古物と参加希望」とし、本文にお名前・電話番号・人数をご記入の上、shop@circle-d.meまでお送りください。参加者には折り返し詳細をメールいたします。なお、その他のイベントは予約不要となります。

中野由紀子「昔の日記、通勤と散歩」レポート

『ぼんやりしている時、自分は今どこに立っているのかな、そんな感覚になる時があります。その感覚が好きで、それを味わえるような空間をつくりたいなと思いました。
以前より夢で見た風景などを題材にしてきましたが、今回はどちらかというと自分が意識的に動いている(と思っている)時を描いています。通勤電車の窓の外を流れる風景や、散歩中に見つけた植物たち、昔の自分の文章を読んだ時の記憶の蘇り方。
それらは現実ではありますが、本当にそうかな、と思えるような瞬間があります。その感覚を大事にして絵を描いています。』 中野由紀子

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DMにもなっているこの作品たちは、黒い紙やトレーシングペーパーなどに描いたドローイングを切り抜いたものです。モチーフは通勤や散歩の途中で見かけるような、というか、見過ごすようなものばかり。玄関先にある多肉植物や観葉植物、干されている布団、ゴミ置場、ガードレール、植物のない植木鉢。

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そういえば、中野さんの展示の一つ前、並木夏海さんの展示「こなたかなたでは、並木さんも身の回りにあるものを作品のモチーフにされていました。しかしモチーフは同じでも、線も色もまったく異なり、はっきりとした世界観の違いが、観る側としてはとても面白い。

中野さんは浮遊感のある歪みのある線で、少ない色味をドラマチックに使用している印象です。
絶妙なバランスで描かれた景色は、まるで白昼夢を見ているような不思議な感覚を呼び起こします。

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もともとは油絵の作品を描くことが多く、ドローイングを今回のような形の作品にしたのははじめてとのこ。
油絵は盛りが少なく書き込みもシンプル。トーンも抑え気味であっさりとしています。しかしだからこそ、唐突に現れる鮮烈な赤系の色にハッとして、この色の先になにがあるのだろうかと想像を掻き立てられます。

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展示はいよいよ残りわずかとなりました。若手の作家ということで、作品は購入のしやすい価格帯となっています。今後の活躍がとても楽しみな方です。「作品を買う」そして「自宅に飾る」という楽しみを経験をしてみるのはいかがでしょう。


中野由紀子 「昔の日記、通勤と散歩」
2017年4月14日[金] - 5月1日[月]
OPEN 12:00 - 19:00 (CLOSE:火・水・木曜日)




スタッフ:飯塚

中野由紀子 「昔の日記、通勤と散歩」

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2017年4月14日[金] - 5月1日[月]
OPEN 12:00 - 19:00 (CLOSE:火・水・木曜日)

作家在廊日:4月14日・5月1日


日々の生活の中、印象に残ったものや風景を、
記憶を辿りながら絵を描く中野由紀子。
通勤電車の窓の外の風景や、散歩中に気になったかたちの木や空き地、
昔の日記を読み返して思い出し、それらを自分の中の心象風景として画面に現しています。
浮遊感やゆるやかな空気を感じる作品に会いに、春のやぼろじへおこしください。


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中野由紀子
多摩美術大学美術研究科絵画専攻油画研究領域 修了
http://instagram.com/nakanoyunyukiko

〈個展〉
2016 藍画廊 「-かわる景色-」
2015 藍画廊 「中野由紀子 展」

〈入選〉
2017 第35回 三菱商事アート・ゲート・プログラム
2016 第31回 ホルベイン・スカラシップ奨学生
    TURNER ACRYL GOUACHE BIENNALE 2016(佳作)
    トーキョーワンダーウォール 2016
    第33・34回 三菱商事アート・ゲート・プログラム
2015 トーキョーワンダーシード 2015
2014 トーキョーワンダーシード 2014

並木夏海「こなたかなた」レポート

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並木さんは多摩美術大学で日本画を専攻されていました。和紙に岩絵の具という日本画の画材で描かれた作品は、日本的な印象と共に、グラフィカルでデザイン的な要素もあり、独特なバランスの世界観です。


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私は日本画についての知識があまりにも乏しいもので、この展示を機に少し日本画について調べていたところ、大正から昭和にかけて活躍した日本画家の福田平八郎さんに行き当たりました。福田平八郎さんの作品「漣」、そして「雨」をはじめて見たのですが、今まで私が抱いていた「日本画」のイメージを大きく覆すものでした。その特徴は、斬新でありながら、どこか懐かしい不思議な作風、そして、狭い視界で見た部分だけを切り取る大胆なトリミングとデザイン感覚。これらは並木さんの作品に通づるものがあると感じました。


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並木さんの作品のモチーフは、ブロック塀や柵、フェンスやどこかで見た看板など、身の回りにあるようなもの。それらの一部をトリミングし、ごくシンプルに白、青、グレーで描いた、記号的で平面な世界。しかしじっくりと見ていると、絵の奥に影があったり、植物のようなものがうっすらと見えてきたりします。描いた絵の上に和紙を重ね、その上にも絵を描いて下の絵を透かしているそう。近づいて見てみると、岩絵の具のキラキラとした表情、輪郭線の盛り上がり、和紙の質感、透けて見える絵など、離れて見ていては気がつかない、細かな技が盛り込まれていることが分かります。


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この画面を通して見ている分には細かな表現は伝わりません。和紙から透けて見える奥の絵の質感はなんとも不思議です。ぜひぜひ見にいらして下さい。


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並木夏海「こなたかなた」
2017年3月10日[金] - 3月27日[月]
OPEN 12:00 - 19:00 (CLOSE:火・水・木曜日)
作家在廊日:3月12・19・20・26日




スタッフ:飯塚

並木夏海「こなたかなた」

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2017年3月10日[金] - 3月27日[月]
OPEN 12:00 - 19:00 (CLOSE:火・水・木曜日)

作家在廊日:3月12・19・20・26日


並木夏海
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多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
-個展
「きみはありしか」 pocke (2016)
-グループ展
「Dojima River Awards」堂島リバーフォーラム(2016)
「EXIST Vol.6」JINEN GALLERY(2016)
「KITAJIMA/KOHSUKE#13」カタ/コンベ(2016)
「EXIST Vol.5」JINEN GALLERY(2015)
「anywhere but hereⅡ」フリュウギャラリー(2015)
「色さざれ」多摩美術大学日本画専攻 卒業制作有志展(2014)
「雨を食べ 星を生む」三人展(2014)

utacoのライブともぐもぐ展 -序章-

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「うたのこどもが生まれた日。」のメンバーが集まって、
こころもおなかもあったまる時間をつくります。

うたのこどもが生まれた日。の様子はこちらでご覧になれます。
http://utacoweb.wixsite.com/vol3/


日にち:2017年2月25日(土)

おひるの部
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11:00 OPEN 11:30START
チャージ料2000円 おにぎり・お味噌汁付き

おやつの部
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15:00OPEN 16:00START
チャージ料 2000円 焼き菓子・チャイ付き
(ホットワイン +200円)

各部とも定員:15名(要予約)
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ご予約は下記よりお願いします。
utacoevent@gmail.com
http://utacoweb.wixsite.com/official/

唄とギター/utaco
焼き菓子と展示/うらわ
展示/pecora

空想製本屋 「本の庭、庭の本」レポート

日々、暮らしている中で、ふとした瞬間に季節を感じることが、きっとみなさんあると思います。
その瞬間は、心がほどけているような、小さな感動を感じているような、すこし幸せなとき。
「庭の本」は、そんな瞬間をそっと大事に集めてつくられたような、愛おしい本です。

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春・夏・秋・冬、それぞれの「庭の本」は、椿、藍、ローズマリー、枇杷など、空想製本屋のアトリエの庭に育つ、季節ごとの草木を用いて表紙と綴じ糸を染め、一冊一冊手製本で制作されています。綴じ方や造本はそれぞれの季節によって異なり、内容は古典から近代までの、季節を詠んだ和歌や俳句、詩などが集録されています。

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「庭の本 春」は表紙を藪椿と紫木蓮(シモクレン)で、綴じ糸を桜とヨモギで染めています。春、落下した椿の花を拾い集め、花びらを酢と水と混ぜて細かく砕き、染液を作ります。紙を浸して染めると、優しく淡いピンク色に。製本は列帖装(れっちょうそう)という、平安時代に考案された綴じ方で仕立てています。春を詠んだ万葉集〜近代までの76の和歌と俳句を暦順に掲載。

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「庭の本 夏」は表紙とリボンを藍の生葉で、綴じ糸をミントとローズマリーで染めています。夏、庭で育てた藍の葉を刈り、水と葉を合わせて細かく砕いた染液に紙を浸すと、夏の青空のような澄んだ水色、甕覗(かめのぞき)の色が現れます。製本はリボンに直接本文を綴じつける、リボンリンプ装。正岡子規、高浜虚子などの夏を詠んだ104の近代俳句を暦順に掲載。

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「庭の本 秋」は表紙を柿渋染め、綴じ糸を栗とクヌギで染めています。秋、アトリエの正面に立つまだ青い柿の実を収穫します。染液は青柿色ですが、紙を繰り返し日光に当てることで濃い茶色へと変わっていきます。製本はボタンホールステッチ製本。北原白秋、三好達治などの秋を詠んだ近代史31編を暦順に掲載。

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「庭の本 冬」は表紙を枇杷の葉で、綴じ糸を南天で染めています。冬、庭の南天の枝葉を刈り取り、綴じ糸を染めます。枝の内部にある層と同じ、淡い黄色に染まります。枇杷は良い香りの白い花を冬に咲かせます。製本はバックステッチ製本。中央で鍵のように組合わさった表紙を左右に開くと、白い冬が現れます。

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草木染めというのはとても面白いですね。「庭の本 春」の椿は花びらで染めますが、桜は花びらではなく、枝から染めると薄い桜色になるそうです。「庭の本 夏」の藍の色も、藍色というと濃い青色を思い浮かべますが、生葉だと澄んだ水色に染まるなんて、はじめて知りました。「庭の本 秋」の柿渋染めは、青柿色の染液なのに、日に当てることで干し柿のような味わい深い色に仕上がります。「庭の本 冬」の枇杷の葉は緑色をしているのに、染まった表紙は枇杷の実のような色です。

ページをめくって季節を詠んだ和歌や俳句、詩などを読んでいると、千年前、数百年前にも、今と同じように四季があり、同じ季節を過ごし、同じように季節を感じたり楽しんだりしていて、昔も今も、私たちはあまり変わっていないのではないかと、不思議な気持ちになります。

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展示では草木染めや手製本の工程、春夏秋冬の「庭の本」が出来上がるまでの過程も写真でご覧頂けます。

最後に、空想製本屋である本間あずささんのブログからの一文を。


 四季を通して庭の本を制作する中で、私自身、もちろん細やかな季節の変化に敏感になりましたし、
 カレンダー的なコマ割の時間の流れから、
 季節は、時間は、帯状に、ひとつづきに、流れてゆき、互いの季節が互いを内包するようにして、
 抱え合っているんだなと実感するようになりました。そして自分もその一部なのだと。




MONONOME PRESS from 空想製本屋 「本の庭、庭の本」
2017年2月3日[金] - 2月20日[月]
OPEN 12:00 - 19:00 (CLOSE:火・水・木曜日)
作家在廊日:2月5・12・19・20日



スタッフ:イイヅカ

MONONOME PRESS from 空想製本屋 「本の庭、庭の本」

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2017年2月3日[金] - 2月20日[月]
OPEN 12:00 - 19:00 (CLOSE:火・水・木曜日)

作家在廊日:2月5・12・19・20日


移り行く季節を本にして表現したい。
そう願いながら、庭の草木で紙や糸を染め、四季の言葉を編み
手製本リトルプレス「庭の本」を制作してきました。
この度、二年にわたる試みが「庭の本 冬」の刊行をもって完結します。
草木染めの写真や手製本の工程、季節の詩歌、
春夏秋冬の「庭の本」が出来上がるまでの過程を展示し
circle [gallery & books]にて、本からなる庭を開きます。
あわせて、庭の本の制作過程を収めた写真集も展示販売いたします。

早春の本の庭へ、どうぞお越しください。

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【関連イベント】 ワークショップ 「庭の採集帖をつくる」
circleのある「やぼろじ」内の草木で染めた糸を使って、
拾った草花を貼り付け、飾っても楽しめる採集帖を手製本でつくります。

日時:2月12日[日]
   1部/11時00分~13時30分  定員となりました
   2部/14時30分~17時00分 定員となりました
参加費:3,500円(1ドリンク付き)
定員:各回5名(要予約)

ご予約はメールにて承ります。件名を「庭の本ワークショップ参加希望」とし、本文にお名前・電話番号・人数をご記入の上、shop@circle-d.meまでお送りください。参加者には折り返し詳細をメールいたします。
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空想製本屋/MONONOME PRESS

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本間あずさによる手製本の工房であり、「本と人とのあいだを繋ぐ」製本屋。読むことの手触りを忘れないために、一人一人、一冊一冊に向き合って手作業で本を仕立ている。都内の工房にて手製本を学んだ後、2010年「空想製本屋」を屋号に製本家として独立。2011年、半年間スイス・アスコナの製本学校で再び学ぶ。現在は東京都武蔵野市にアトリエを構え、本の仕立て直し、少部数の受注製本、製本教室、ワークショップなど活動中。2015年より、手製本リトルプレスMONONOME PRESSをスタート。


編集協力/そらみつ企画 写真協力/スズキ チヒロ(ズアン課)